手の外科

指を曲げると痛い
―ばねゆび―

指の関節は屈筋腱(くっきんけん)が指の骨を引っ張ることで曲がるようになっています。屈筋腱(くっきんけん)はいくつかの“腱鞘(けんしょう)”というトンネルの中を通っています。この“腱鞘(けんしょう)”で炎症が起こると“腱鞘炎(けんしょうえん)”となります。この“腱鞘炎(けんしょうえん)”により狭くなった腱鞘(けんしょう)に屈筋腱(くっきんけん)が引っかかる現象を“ばね現象(弾発(だんぱつ)現象)”といいます。引っかかった屈筋腱が通り抜けるときに、ばねのように指がはねることから名前がついています。

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鏡視下手術では、通常の手術より小さな傷で、はやく水仕事ができます。
原因 日常生活での手や指の使いすぎがおもな原因です。
診断
方法
朝起きたときに指が曲がったままになっていて、のばすとパチンと音がして痛みをともない、ひどい場合には痛くて伸ばせないといった症状がみられます。慢性期には、引っかかったままになったり、伸ばすたび、曲げるたびにパチンと音がしたりします。
治療 はじめは、腱鞘(けんしょう)というトンネルに炎症を和らげる注射をしたり、塗り薬で炎症を抑えたりします。多くはこの方法でよくなります。
手術 なかなか症状がよくならない場合や、痛みが強い場合には、腱鞘(けんしょう)を切開して治療します。手術時間は10分程度です。手術の傷は2週間程度で治ります。 小さなカメラを使い腱鞘を切開する鏡視下腱鞘切開術も行うことができます。傷も小さくより早く水仕事に復帰できる利点があります。

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